栄町の土地区画整理された農地に小平では珍しいレンゲ畑がありました。花はまだ咲き始めですが、たくさんのミツバチが忙しそうに蜜を集めています。おそらくいつもハチミツを譲っていただいているところの蜂ではないかと思いながら、あらためてレンゲの花に見とれていました。夕方、癌で急死した同級生の通夜が営まれました。両親を残し、妻や子どもを残し先立つ彼の無念さを思うと残念というか悔しくてしかたがありません。なぜか昼間見たレンゲの花が浮かんできました。
蓮華草の花言葉は「私の苦しみをやわらげる」。
ギリシア神話では、祭壇に捧げる花を摘みに野に出た仲良し姉妹の話が有名。ニンフが変身した蓮華草を誤って摘んでしまった姉のドリュオペが、代わりに蓮華草に変わってしまう。「花はみな女神が姿を変えたもの。もう花は摘まないで」、と言い残したという。