平成18年8月15日(火) 

車椅子のための段差解消
 小平市では平成15年度から視覚障害者には段差(2cm)を残し、車椅子利用者には緩い傾斜を確保した「歩車道段差UDブロック」を設置しています。市内でもだいぶ普及してきており、最近では都道の歩道の改修でも使われています。
 でも、市内で多く見かけるのは、歩道と車道の段差解消に使われているブロックで、この写真のタイプはほとんど見かけることはありません。これはL形の排水一体型タイプで、主に個人の家の前の出入り用に設置されるものです。歩道のない住宅地内の直接住宅が接する道路用で、行政が勝手につけるわけに行きません。こんなのもあることをぜひ知っておいてほしいと思います。(宅地との段差の関係で高さが合わずに設置できない場合が多いようですが。)
 今日は第1回小平市福祉のまちづくり推進協議会が開催され、市長から今後の福祉のまちづくりの基本的な考え方と施策の基本方向についての諮問がなされました。市民公募を含む15人の委員の方が検討していきます。小平市のユニバーサルデザインがさらに進むことを期待したいと思います。
平成18年8月15日(火) _f0059673_23471721.jpg

by snipe-sano | 2006-08-15 23:51
<< 平成18年8月16日(水)  平成18年8月14日(月)  >>