夏の昆虫といえばカブトムシ、トンボ、そしてセミ。最近はセミが多くなったような気がします。特に気になるのは、玉川上水沿いのクマゼミです。シャーシャーシャーという鳴き声を今年はたくさん聞きました。私が子どもの頃は、クマゼミは伊東まで行かなければいませんでした。なぜか熱海にはいなかったのです。それが小平で当たり前のようになってきているのに違和感というか驚きを感じます。一方で、近くに雑木林が少なくなったせいか、ヒグラシのカナカナカナという声が聞こえなくなりました。また、一番早く鳴きだすニイニイゼミもあまり聞かなくなりました。一方で、写真のミンミンゼミは多くなった気がします。朝の早いうちはこのセミがよく鳴いています。何といっても一番多くなったのはアブラゼミで、昼間はうるさいくらいです。
中央公園ではこのセミの羽化がよく見られます。そろそろツクツクボウシも鳴きだし、この声が聞こえてくると夏休みもそろそろ終わりです。