野火止用水沿い樹林の伐採

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最近、野火止用水沿いの東村山市側の樹林がかなりの面積伐採されました。市に経緯を問い合わせたところ、長年隣接住民から落ち葉と日照の問題で苦情があり、東京都と協議して、東京都が費用を出して「萌芽更新」ということで伐採した。樹木が大きくなりすぎているので、萌芽しない場合は、ドングリで苗を育てているので、それを植える予定とのことでした。もともと武蔵野の雑木林は伐採と萌芽更新で維持されてきたものを、長年伐採しなくなったことで、育ちすぎ、混みすぎ、暗くなって下草も育たなくなり、生態系としては貧弱なものになっていますので、思い切って伐採することは、悪いことではないと思います。だだし、次の樹林育成や管理のしっかりした計画が必要です。10年後、20年後の再生したより豊かな(生態的に多様性をもったかつての雑木林のような)樹林を期待しながら見守りましょう。



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サクラ(ソメイヨシノ)も寿命のようで、年々歯抜けのように枯れています。若い苗を植えてありますが、嫌地現象で、サクラの後にはサクラは育たちにくいようです。
by snipe-sano | 2010-04-02 23:38
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